トライアル ひんやり敷パッド

【トライアル 冷感敷きパッド 998円】

この商品の一番の特徴は、「安い」ことです。しかし、構造もしっかりしていて洗濯耐性などもあるので安心な仕様といえます。この価格帯の商品の中では上位の品質だと感じます。

表生地は、ナイロンとポリエステルでできた薄めの120g/㎡の生地です。この価格帯としては生地目付もキチンとしたレベルに収まっているといえるでしょう。とはいえ、ひんやり感はかなり弱めの部類に入ります。エアコン環境でお使いになることをおすすめします。

中ワタは、90g/㎡とかなり少なめですが、この価格帯としてはむしろ多い方といえます。表地側も裏地側も両方に「中わた吹出し防止不織布」が使われているので、洗濯しても安心のスペックといえます。購入したお客様のために、ここを品質の下限に設定していることは信頼できると感じます。

裏地は、白の平織生地です。ヘムはトリコット。バンドは普通ゴムの白です。強化ゴムと比べると固定力は弱いです。長さはキチンとあるのでベッドマットレスにも使用できるとは思います。

この商品の製品サイズは100x205cmで、敷布団に多いシングルロングサイズの100x210cmにも対応しています。敷布団派にはうれしいサイズです。当然ベッドサイズでも使用できます。

この商品は、とにかく「安い」ことが一番の特徴ですが、スペックもしっかりしていて洗濯耐性もあります。表生地もひんやり感は弱いですが、この価格帯の中では上位のひんやり感です。当然「安い」のでスペックが高いとはいえませんが、この価格帯の中では間違いなく上位に入るといえるスペックです。安心してお使い頂けます。

【トライアル もっちり強冷感敷きパッド 1,990円】

この商品の一番の特徴は、表生地の「もちもち感」です。少し弱めのひんやり感ですが、もちもち感と合わさって肌触りは気持ちがいいと感じます。

表生地は、ナイロンとポリウレタンでできた130g/㎡の薄めの生地です。ひんやり感を感じやすい組成ですが生地が薄いので一般的なひんやり感といえます。それでも、伸縮生地によって身体への接地面は大きくなるのでひんやり感は感じやすいかもしれません、もちもち感のある生地なので肌触りが気持ちいいですね。ボーダーデザインにも高級感があります。

中ワタは、120g/㎡と少しすくなめの量です。夏場ではこの量でも十分といえるかもしれません。

リバーシブル裏面は、ポリエステル100%のニットワッフルです。80g/㎡とかなり薄く初めてみる厚みでした。このニットワッフルは、ワッフル調の凹凸感のある生地で、身体の接地面が少なく身体へのまとわりつきを防ぎ、かつ空気層ができやすいという特徴があります。リバーシブルでは、裏面はこのニットワッフルか、タオル地というのがほとんどです。

ヘムはトリコットです。バンドはジャガード模様のない強化ゴムで白です。厚みのあるベッドマットレスにも対応できていると思います。

この商品の製品サイズは100x205cmで、敷布団に多いシングルロングサイズの100x210cmにも対応しています。敷布団派にはうれしいサイズです。当然ベッドサイズでも使用できます。

この商品は、表生地の「もちもち感」が特徴の商品です。ひんやり感は平均的なレベルですが、このくらいの方が良いという方も大勢いらっしゃることでしょう。当然、998円と比べると「ひんやり感」は大きく違います。

【トライアルひんやり敷パッドの総評】

購入時期が早かったからか、展開商品は少ないようでした。その中で、低価格帯の商品を品揃えしており、安さのイメージが強くあります。998円は冷感値こそ低いですが、構造はしっかりしており、安心して使える品質といえます。1,000円前後の商品の中では品質は間違いなく上位にくる商品だと感じました。

【採点について】

正確な温度を設定できる熱源装置を導入したことで、検査項目、検査方法を見直しております。これに合わせて配点が変更となり、当初の簡易設備での評価点と数字が入れ替わっております。今後も精度向上のために再試験した場合、評価方法や採点結果を予告なく修正する場合があります。ご理解ください。

ミスターマックス ひんやり敷パッド

【ミスターマックス COOL敷きパッド 1,097円】

この商品の一番の特徴は、「安い」ということです。そして「安くてもキチンと使える」ことは重要です。この商品は基本的な部分をキチンと組み込んでいて、最低スペックを遵守した商品だと感じます。

表生地は、ナイロンとポリエステルの90g/㎡と、かなり薄い生地です。「ひんやり感」は感じにくいのでエアコン環境で使用することをおすすめします。薄っすらとストライプ調のデザインになっていて、見た目の質感を高めています。

中ワタは、50g/㎡と最低限の量といえます。ベッドや敷布団自体がクッション性をもっていますから、それに頼ったスペックといえます。私が設計した998円も同様の発想でした。その代わりに守るべきことを遵守して作られており、表面側にも裏面側にも「中わた吹出し防止不織布」がキチンと入っています。安心のスペックです。

リバーシブル裏面はタオル地のシンカーパイルです。この価格でリバーシブルなのは驚きです。目付は90g/㎡と低く初めて見る目付です。しかし、前述の通り「中わた吹出し防止不織布」も入っており、キチンと使える商品です。デザインもストライプ柄で、見た目の雰囲気はとても良いと感じます。

ヘムは高級感のあるチンチラです。バンドは普通ゴムのブルーです。強化ゴムに比べて固定力は弱いですが、切れてしまうわけではありません。厚みのあるベッドマットレスに使用するには固定力が弱いかもしれません。

この商品はとにかく「安い」ことが最大の特徴です。そして、そのうえリバーシブルです。またキチンとした「中わた吹出し防止不織布」の処理もされており、安心してお使いになれます。デザインは評価の対象ではありませんが、見た目の雰囲気も好感が持てます。

【ミスターマックス COOL敷パッド 2,197円】

この商品の一番の特徴は、表生地の「ひんやり感」にあります。またブライト糸を使った生地なので見た目に高級感があります。リバーシブルなので早い時期からも使い始めることができます。

表生地は、ナイロン100%の200g/㎡です。接触冷感値が高く出やすい組成で、かつ生地が厚めです。これは当然「ひんやり感」は強めになります。生地表面のストライプに高級感があります。

中ワタは、110g/㎡と少なめです。夏場ではこの量のクッション性でも十分という方も多いでしょう。機能ワタは使われておりません。

リバーシブル裏面のタオル地は120g/㎡と少ししっかりとした厚みを感じられます。パイルに50%のレーヨンが使われており、滑らかさを感じられます。

ヘムは高級感のあるチンチラです。バンドは普通ゴムのブルーです。強化ゴムに比べて固定力が弱いですが、長さは十分あります。厚みのあるベッドマットレスにも取り付けはできると思います。

この商品は、表生地の「ひんやり感」が特徴的です。目付も十分あり当然のようにひんやり感があります。またブライト糸が部分的に使われていて高級感のある見た目も特徴的です。キルトの形状と合わさってカッコいい系に仕上がっています。

【ミスターマックス COOL敷パッド 3,297円】

この商品の一番の特徴は、表生地の「ひんやり感」と伸縮する生地の「もちもち感」です。ひんやりもちもち生地は身体への接触面も増えるので、ひんやり感を感じやすいと思います。またこの価格帯になると一気に機能が増え、「消臭」や「抗菌」で安心感もあります。

表生地は、ナイロンとポリウレタンの180g/㎡です。接触冷感値が出やすい生地なので、接触冷感値を2,197円と揃えるために生地目付を調整していると思われます。「約1.5倍冷たい強冷感」という言葉で冷感は2,197円と統一されています。表生地の表面はストーンウォッシュ調のイメージになっており、キルトの形状もカジュアルなのこの商品もカッコいい系の仕上がりです。

中ワタは、160g/㎡と少し多めです。機能ワタが30%使われており、中ワタの機能は多彩です。消臭ワタはこの時期にはうれしいですね。また抗菌防臭は表生地ではなく中ワタの機能となっているのも特徴的です。

リバーシブル裏面のタオル地は、しっかりとした厚みの130g/㎡です。この厚みになると、タオル地面も是非使って欲しいですよね。パイルの組成もレーヨン50%、綿18%と肌触りに気を遣ったスペックです。裏面もしっかりとした使い心地ですね。

ヘムは高級感のあるチンチラです。バンドは普通ゴムのグレーです。強化ゴムに比べて固定力が弱いですが、長さは十分あります。厚みのあるベッドマットレスにも取り付けはできると思います。

この商品は表生地の「ひんやりもちもち感」が特徴の商品ですが、裏面のタオル地もしっかりしたタオル地で肌触りもいいです。どちらの面も使って欲しい商品といえます。中わたにも「消臭」「抗菌」「吸放湿」と機能があり、機能性も売りの商品といえるでしょう。

【ミスターマックスひんやり敷パッドの総評】

2,197円と3,297円はどちらも強冷感に位置付けされていて、ひんやり感は大きな違いはありません。しかし、3,297円はひんやりもちもち生地で、機能が一気に増えてきます。3商品の価格の階段と品質の階段が明確でわかりやすいと感じました。一方、採点とは関係ありませんが、商品の生地柄とキルトの組み合わせがすべてカジュアルな雰囲気のデザインに統一されており、客層が若いというのが商品から伝わります。組み合わせや生地のチョイスからデザイン性が高いと感じました。

【採点について】

正確な温度を設定できる熱源装置を導入したことで、検査項目、検査方法を見直しております。これに合わせて配点が変更となり、当初の簡易設備での評価点と数字が入れ替わっております。今後も精度向上のために再試験した場合、評価方法や採点結果を予告なく修正する場合があります。ご理解ください。

ドン・キホーテ ひんやり敷パッド

【ドン・キホーテ T&S 接触冷感敷きパッド 877円】

この商品の一番の特徴は「安い」ということです。税込価格で877円ですから、今回の購入商品の中で最安値商品になるでしょう。「安い」ということは重要な要素だと思います。またサイズが敷布団に多いシングルロングサイズにも対応しています。敷布団派のお客様が多いと判断して100x205cmにしているのでしょう。

表生地は、ポリエステルとナイロンの生地で、かなり薄めの100g/㎡です。エアコン環境下でなければ「ひんやり感」を感じるのは難しいでしょう。凹凸感の少ない無地カラー生地で見た目で涼し気な気分を感じる商品です。ちなみに「接触冷感」の言葉は、数値上のハードルがとても低く、ほとんどの商品で表示することが可能です。

中ワタは、少なめの100g/㎡です。この価格帯としては多めともいえますが、切断面の写真の通りボリュームはありません。この商品は、「中わた吹出し防止の不織布」が表面側にも裏面側にも使われていません。

裏地は、白の平織生地です。何故か表生地よりも生地厚みがあり140g/㎡とかなり厚めです。どこかの在庫生地でしょうか、この生地厚みならば裏地は中わたの吹き出しは起きにくいでしょう。敷パッドでよくある白の平織生地の約2倍の厚みですね。

ヘムはトリコットです。バンドは白の普通ゴムです。短めなので厚みのあるベッドマットレスでは少し厳しいかもしれません。

この商品は製品サイズが100x205cmと敷布団に多いシングルロングサイズの100x210cmにも対応しています。敷布団派にはうれしいところです。

この商品は、とにかく「安い」ことが特徴です。それでいて敷布団に多いシングルロングサイズにも対応しています。

【ドン・キホーテ 情熱価格 接触冷感敷きパッド 1,097円】

この商品の一番の特徴は「安い」ということです。税込1,097円は安いですよね。この商品は製品サイズ100x200cmでした。

表生地は、ポリエステルとナイロンの生地で、かなり薄めの100g/㎡です。この目付の場合、エアコン環境下でなければ「ひんやり感」を感じるのは難しいでしょう。凹凸の少ない無地カラー生地でした。

中ワタは、少なめの70g/㎡です。最低限のクッション性といえます。切断面の写真の通りボリュームはありません。この商品は、冷感面側に対しては「中わた吹出し防止不織布」が入っていて安心です。裏地側には入っていませんでした。

裏地は、白の平織生地で薄めの50g/㎡です。「中わた吹出し防止不織布」はありませんでした。

ヘムはトリコットです。バンドは白の普通ゴムです。短めなので厚みのあるベッドマットレスでは少し厳しいかもしれません。

この商品はとにかく「安い」のが特徴です。877円に比べてわた量が少し減ります。ただ、表の冷感生地の下に「中わた吹出し防止不織布」が入っているので安心です。

【ドン・キホーテ 昭和西川のリバーシブル冷感敷きパッド 1,958円】

この商品の特徴は、リバーシブル裏面のタオル地にボリュームがあることです。それ以外の部分は大きな欠点がない平均的な仕様だと感じます。

表生地は、ナイロンとポリエステルの130g/㎡と薄めの生地です。少し弱めのひんやり感といえます。2色の糸の編み生地なので表面の見た目に高級感があります。

中ワタは130g/㎡と少し少なめです。夏場なのでこの量でも十分ともいえます。特に機能わたは使われておりませんでした。

リバーシブル裏面は、タオル地のシンカーパイルです。155g/㎡とかなりボリュームを感じます。パイルの綿組成は35%と昔からよくある組成比率です。20%というものが綿が値上がりしている最近の主流なので、平均よりは少し多めで肌触りも気持ちいいです。少し気になるのは、「中わた吹出し防止不織布」が使われていませんでした。この目付ならば問題はないという設計者の判断でしょうか。

ヘムは目付の高い140g/㎡のトリコットです。こういう部分に質感を高く見せる工夫があります。バンドは狭幅の強化ゴムでした。厚みのあるベッドマットレスにも使える仕様です。理由はわかりませんが「チイ」がありました。伝統感を感じられるようにしている見た目上の工夫でしょうか。

この商品は製品サイズが100x205cmと敷布団に多いシングルロングサイズの100x210cmにも対応しています。敷布団派にはうれしいところです。

この商品は、見た目の質感を高める工夫があります。表生地の2色の糸や、ヘムの質感は高そうに見える工夫といえます。リバーシブル裏面のタオル地は気持ちがいいので、リバーシブルで是非使って欲しいですね。

【ドン・キホーテ ぷるもちクール敷パッド 3,289円】

この商品の一番の特徴は、表生地の強い「ひんやり感」と「もちもち生地」です。ひんやりもちもちなので肌触りもとてもよい商品です。

表生地は、ナイロンとポリウレタンでできた伸縮生地で160g/㎡です。一般的な厚みの生地で、この目付前後が生地がやわらかくもちもちするといえます。細かいストライプのデザインが個性的です。見た目もクールです。後述しますが、裏地もネイビーに染めてあり、見た目にこだわった個性的な商品です。

中ワタは、少しすくなめの120g/㎡です。夏場なのでこの量でも十分といえます。

裏地は、ネイビーに染められた平織生地です。75g/㎡の平織生地なので、中わたの拭き出しなどは心配ないでしょう。ヘムは光のないシャープな色合いのトリコット。バンドは固定力の弱い普通ゴムでした。短めなので厚みのあるベッドマットレスでは少し厳しいかもしれません。

この商品は製品サイズが100x205cmと敷布団に多いシングルロングサイズの100x210cmにも対応しています。敷布団派にはうれしいところです。

この商品は、とにかくデザインが個性的です。そして商品名から連想できる通りの「ひんやりもちもち生地」で、肌触りも気持ちいいですね。裏地をネイビーに染めるひと手間を掛けるなど、見た目にもこだわっている商品です。

【ドン・キホーテ アイスプラス 西川のひんやり接触冷感敷きパッド 4,389円】

表生地は、ナイロンとポリウレタンの「ひんやりもちもち生地」です。生地目付も190g/㎡あり少し厚めの生地といえます。この目付になってくるとひんやり感はだいぶ強くなります。それでいて、ポリウレタンの入った伸縮生地なのでもちもち感も感じられます。凹凸感の少ない無地カラーの生地で接触冷感値の数字が高く出やすい生地です。少し厚めの生地なので数字だけでなく実際のひんやり感も十分です。

中ワタは、少なめの110g/㎡です。夏場なのでこの量でも十分といえるでしょう。

裏地は白の平織生地です。ヘムはトリコット。バンドは幅広の強化ゴムですが、ジャガードなどの模様がない平ゴムにしています。強化ゴムなので厚みがあるベッドマットレスにも使えます。

この商品は製品サイズが100x205cmと敷布団に多いシングルロングサイズの100x210cmにも対応しています。敷布団派にはうれしいところです。

この商品は、表生地の「ひんやりもちもち生地」が一番の特徴です。抗菌加工もされているので安心です。

【ドン・キホーテのひんやり敷パッドの総評】

とにかく「安い」商品から、有名ブランドの商品まで幅広く品揃えされていました。税込877円という安さは驚異的といえます。今回はデザインは採点に含まれておりませんが、ぷるもちCool敷パッドは個性的でデザインにこだわった商品です。尖がった商品なので、きっと売れるんだろうなぁと感じます。今回の採点はあくまでNANIKAU基準で、異なる考え方の商品が色々あるとつくづく感じます。また、西川商品と昭和西川商品が並売されていて私も何が違うんだろうと両方を購入してしまいました。

【採点について】

正確な温度を設定できる熱源装置を導入したことで、検査項目、検査方法を見直しております。これに合わせて配点が変更となり、当初の簡易設備での評価点と数字が入れ替わっております。今後も精度向上のために再試験した場合、評価方法や採点結果を予告なく修正する場合があります。ご理解ください。

しまむら ひんやり敷パッド

【しまむら ライズTOKYO 冷感敷きパッド 1,419円】

この商品の一番の特徴は、「安さ」と「デザイン」でしょう。星柄がプリントされており写真の色とは別にカラーバリエーションもあります。

表生地は、ナイロンとポリエステルでできた140g/㎡と少し薄めの生地です。「ひんやり感」も少し弱めといえるでしょう。プリントデザインが入っているのが特徴的です。「抗菌防臭」加工がされていて安心です。

中ワタは、120g/㎡と少し少なめですが、この価格帯ならばむしろ多めともいえるでしょう。

ヘムは平織生地なので光沢はありません。ゴムバンドは普通ゴムの白です。強化ゴムに比べて固定力はありませんが、切れてしまうわけではありません。裏地は白の平織生地です。

商品サイズは100x205cmと、敷布団に多いシングルロングサイズの100x210cmにも対応したサイズになっています。敷布団をお使いの方にはうれしいサイズです。

この商品は、しまむらにとっての最安値商品です。デザインを特徴としている商品で、それ以外のスペックは価格相応で大きな特徴はありませんでした。表生地に「抗菌防臭」加工がされています。

【しまむら 超COOLひんやり敷きパッドリバーシブル 2,970円

この商品の一番の特徴は、「機能性」です。非常に多くの機能が搭載されています。次に表生地の「ひんやり感」です。瞬間的なひんやり感は群を抜いています。冷感面は無地カラーの商品でデザインはありません。とにかく表面の「ひんやり感」を重視と言いたくなるところですが「機能」が多く驚きました。

表生地は、ナイロン100%の瞬間的なひんやり感を数字化する場合に最上級の接触冷感値が出やすい生地を使っています。こうした数字だけ高い生地というのはよくあるのですが、この商品の場合は、目付が240g/㎡とトップクラスの厚みです。これだけ生地厚みがあると当然「ひんやり感」は凄いことになります。また、生地の厚みを硬さで感じないようにキルトタイプをウェーブにして柔らかく感じるように工夫されてます。真っ青の生地で模様もなく、凹凸感はありません。キルトのウェーブによって海のようなイメージです。抗菌防臭より効果の高い「制菌」加工と、サラッとさせる「吸水速乾」加工がされています。凹凸感のない生地なので「吸水速乾」がありがたいですね。

中わたは、多めの185g/㎡です。全体の使用感を高めるのに十分なわた量です。しまむらはハンガー什器で陳列していますが、小さく畳んで販売するわけではないので、わた量が多くても陳列できます。わた量が多めで使用感はとても良いといえます。中わたには「消臭」「防ダニ」の機能わたが使われています。機能わたの量も十分でした。

リバーシブル裏面は、タオル地のシンカーパイルです。しっかりとした厚みの130g/㎡で、このボリュームならば是非、リバーシブル裏面を使って欲しいです。表面と違ってカジュアルなボーダー柄が涼しげに見えます。タオル地面にも「抗菌防臭」加工がされています。ちょっとだけ気になる点は、冷感面はナイロン100%生地特有の滑りやすさがあり、タオル地側を上にして使うときに敷パッド全体が若干動くようです。

ヘムは高級感のあるチンチラです。ゴムバンドは固定力の強い強化ゴムで、厚みのあるベッドマットレスにも使用できます。ブルーのカラーゴムが使われていて見た目の質感を高めています。この商品に抜け落ちた点は何もありませんね。

この商品の製品サイズは、100x205cmと敷布団に多いシングルロングサイズの100x210cmにも対応しています。敷布団派の方にはうれしいサイズです。当然ベッドでも使えます。

この商品は、表中裏すべての部分に十分なコストをかけて作られていると感じます。表生地は個性的な極厚生地で「制菌」「吸水速乾」があり、裏面はしっかりしたタオル地で「抗菌防臭」、中わたも多めで「消臭」「防ダニ」のわた。付けている機能にも無駄がないと感じます。これで2,970円か。はっきり言ってお買い得ですね。さて、この商品にはあと2つのバージョン違いがあるのでそちらも見ていきましょう。

【しまむら 超COOLひんやり敷きパッド裏メッシュやわらかめ】

この商品は先ほど高得点だったリバーシブルのバージョン違いですが、少しスペックが違うようです。表生地はほんのちょっと生地目付を変えています。「やわらかめ」の表現に合わせたのでしょう。しかし、やはりこの商品も高得点です。機能の数、機能の中身ともに無駄がありません。表生地の「ひんやり感」も結構強めです。

表生地は、ナイロン100%の冷感値が高くでやすい生地で225g/㎡とかなり厚めの生地です。先ほどのリバーシブルは240g/㎡でしたが、やわらかさを出すためなのか若干だけ生地のスペックを変えています。それでもかなり厚めなのには変わりありません。そして、やわらかさを感じさせるためにキルト形状もウェーブ型です。凹凸感の少ない生地ですが、サラッとさせるための「吸水速乾」加工をしています。また抗菌防臭よりも効果の強い「制菌」加工がされているので安心です。

中ワタは、ボリュームの出やすい中空ワタを使用。205g/㎡とかなり多めのワタ量で、やわらかなクッション性を感じられるようになっています。「消臭」「防ダニ」の機能ワタが入っていますが十分な量が入っています。「やわらかめ」とはペナペナのことではありません。深みのあるクッション性を指しています。

裏地は、「通気性」「クッション性」を高める3Dメッシュ生地です。150g/㎡と結構肉厚な3Dメッシュ生地で3mm近い厚みがあります。この3mmが敷布団やマットレスとの間に空気層を作って群れを軽減してくれます。3Dメッシュは旭化成アドバンスのメッシュ生地です。裏地側に「中わた吹出し防止不織布」が使われていませんが、この目付ならば吹出さないという設計者の判断なのでしょう。

ヘムは高級感のあるチンチラです。ゴムバンドは固定力の強い強化ゴムで、厚みのあるベッドマットレスにも使用できます。グレーのカラーゴムが使われていて見た目の質感を高めています。この商品も抜け落ちた点は何もありませんね。

この商品の製品サイズは、100x205cmと敷布団に多いシングルロングサイズの100x210cmにも対応しています。敷布団派の方にはうれしいサイズです。当然ベッドでも使えます。

この商品は、片面に特化して全体の使用感を高めた商品です。表生地のひんやり感も強めで、必要な機能もそれぞれ搭載されています。この商品も表中裏すべての部分に十分なコストをかけて作られていると感じます。表生地は「制菌」「吸水速乾」があり、裏面は結構肉厚な3Dメッシュ生地で「高通気性」、中わたはかなり多めでクッション性があり「消臭」「防ダニ」のわた。付けている機能にも無駄がないと感じます。2,970円ですから、はっきり言ってお買い得ですね。

【しまむら 超COOLひんやり敷きパッド裏メッシュかため】

でました。物凄い得点です。この商品の特徴大きく3つあります。ひとつは表生地のかなり強めの「ひんやり感」です。これはリバーシブルを同じですね。次に、「かため」と表現されていますが反発力のある「クッション性」です。そして最後に非常に多くの機能が搭載されているという「機能性」です。よく2,970円にハマるなあと設計者目線だと感じます。

表生地は、ナイロン100%の瞬間的なひんやり感を数字化する場合に最上級の接触冷感値が出やすい生地を使っています。こうした数字だけ高い生地というのはよくあるのですが、この商品の場合は、目付が240g/㎡とトップクラスの厚みです。これだけ生地厚みがあると当然「ひんやり感」は凄いことになります。抗菌防臭より効果の高い「制菌」加工と、サラッとさせる「吸水速乾」加工がされています。キルトが細かく若干ポコポコ感があります。「かため」と表現されていますが、「高反発」という言葉の方がしっくりくるような気もします。

中ワタは、「成形ワタ」という圧縮した固ワタを使っています。柔らかい機能ワタと組み合わせているので表面はやわらかく、芯があるようなクッション性になります。ウレタンではないので表現する根拠が難しいですが、「高反発」のようなイメージでしょう。縦成形ではないので若干の板のような感じはあります。しかし、人体が載るわけですから反発して持ち上げる力になっています。中ワタは全部で240g/㎡となりトップクラスの量です。ハンガー陳列ならではの極厚感でしょう。

裏地は、「通気性」「クッション性」を高める3Dメッシュ生地です。150g/㎡と結構肉厚な3Dメッシュ生地で3mm近い厚みがあります。この3mmが敷布団やマットレスとの間に空気層を作って群れを軽減してくれます。3Dメッシュは旭化成アドバンスのメッシュ生地です。裏地側に「中わた吹出し防止不織布」が使われていませんが、この目付ならば吹出さないという設計者の判断なのでしょう。

ヘムは高級感のあるチンチラです。ゴムバンドは固定力の強い強化ゴムで、厚みのあるベッドマットレスにも使用できます。ブルーのカラーゴムが使われていて見た目の質感を高めています。この商品も抜け落ちた点は何もありませんね。

この商品は、強いひんやり感を持つ表生地、数多くの機能、成形わたと3Dメッシュによる反発性、多くの特徴を組み込んだハイスペック商品です。こういう片面特化型でこれだけのコストを掛けて作られた商品ですから満足感も高いでしょう。表生地が凹凸感のない無地カラーなのでデザイン的な好みはあるかもしれませんが、スペックはとにかく高いです。2,970円というのが脅威的だと思います。

【しまむらひんやり敷パッドの総評】

しまむらは、オペレーションに優れた企業とよく噂を聞きます。ここまでのスペックを商品に組み込むためには、物流も経費率も低く収まっていないと難しいでしょう。当然、設計者の技術も必要です。自社開発商品については、価格以上の品質を組み込んでいるというのが率直な感想です。

【採点について】

正確な温度を設定できる熱源装置を導入したことで、検査項目、検査方法を見直しております。これに合わせて配点が変更となり、当初の簡易設備での評価点と数字が入れ替わっております。今後も精度向上のために再試験した場合、評価方法や採点結果を予告なく修正する場合があります。ご理解ください。

サンキ ひんやり敷パッド

【サンキ 冷感敷きパッド 1,098円】

この商品の一番の特徴は「安い」ということです。次に、裏地に肉厚の3Dメッシュ生地を使用していることで「通気性」がよく、また全体のクッション性が確保されています。

表生地は、冷感ポリエステルとナイロンでできた110g/㎡とかなり薄い生地です。「ひんやり感」はあまり感じることはできませんでした。エアコン環境が必要だと思います。また冷感生地は編み生地なので薄い生地だとストッキングのように伝線します。取り扱いには注意が必要です。

中ワタは90g/㎡とかなり少なめですが、この価格帯としては一般的だと思います。

裏地は、170g/㎡とかなり肉厚の3Dメッシュ生地です。これは驚きです。この価格帯でここまで肉厚の3Dメッシュ生地が使用されているとは想像もしませんでした。厚みは3mm近くあり、通気性を十分確保してくれるとともに、全体のクッション性を高めています。ただし、生地目付が高いことで判断したと思われますが、「中わたの吹き出し防止の不織布」が3Dメッシュ側には使用されていません。まあ、ここまでの目付ならば問題ないかと思いますが。

ヘムは平織生地です。ゴムバンドは強化ゴムが使われています。しかし、このゴムバンドは長さが短いので厚みのあるマットレスに装着できるかどうかはわかりません。ただ、固定できた場合は固定力はしっかりあります。

この商品はとにかく「安い」ことが特徴ですが、裏地の3Dメッシュ生地によって通気性やクッション性が確保されている商品です。同じ価格帯の中では「通気性」「クッション性」を比べるとかなり優秀です。一方で、表生地の「ひんやり感」は感じにくいのでエアコンと組み合わせて上手く使って頂きたいです。

【サンキ 両面使えるクリーンアイス敷きパッド 2,189円】

この商品の一番の特徴は、少し強いひんやり感ともちもち生地です。また、裏面のタオル地のボリュームがかなりあるので、リバーシブル裏面も使って欲しい商品です。

表生地は、ナイロンとポリウレタンを使ったもちもちの伸縮生地です。一般的な生地の厚みですが、ポリウレタンが多く使われているので「もちもち感」がとにかくあります。凹凸の少ない生地なので身体への接触面も増えて「ひんやり感」も感じやすくなります。とにかく「もちもち感」が特徴的です。

中ワタは、「抗菌ワタ」と「縦成形ワタ」を組み合わせた面白い構造です。「縦成形ワタ」とは、シート状にした「ワタ」を何層にも重ねて接着した「ミルフィーユ状の硬いワタ」で、しかもミルフィーユを縦向きにしたものです。段ボールなどでもそうですが、縦向きに対しては強度がありますよね。それと同じで柔らかいワタですが、縦向きミルフィーユにすることで独特の硬さがでてきます。しかも、縦向きなので表地側と裏地側への通気性も確保できてしまうという優れものです。これは、本当によく考えられた構造といえます。「抗菌ワタ」と「縦成形ワタ」の二層で150g/㎡あり、クッション性が確保されています。

リバーシブル裏面は、タオル地のシンカーパイルです。150g/㎡もあり、かなりのボリュームです。この商品を購入するなら是非タオル地面も使って欲しいですね。かなりしっかりしたボリュームです。表地が無地なのに対して、タオル地は爽やかなボーダー柄で涼し気です。

ヘムは、高級感のあるチンチラです。バンドは幅広の強化ゴムを使用しています。よくある強化ゴムと違ってジャガード織ではありませんが幅広で固定力があるように感じられます。カラーゴムになっていて見た目にもこだわっています。

この商品の製品サイズは100x205cmと敷布団に多いシングルロングサイズの100x210cmにも対応できるサイズです。最近は80%程度の商品が100x200cmのベッドサイズですから、こうした気遣いのあるサイズはありがたいですよね。敷布団派の方はお勧めです。

この商品は、「ひんやりもちもち感」の表地と、「サラサラボリューム感」の裏地のリバーシブルを楽しめる商品です。中わたの二層も「ひんやりもちもち面」は柔らかい「抗菌わた」で、「サラサラボリューム面」は硬い「縦成形わた」が使われています。つまり、中の構造からリバーシブルになています。本当に面白い構造です。

【サンキ ひんやり敷パッドの総評】

サンキのイメージはとにかく「安い」というイメージがあり、確かにとにかく安い1,098円という商品があります。しかし、2,189円の商品は全く異なる次元の商品です。この価格帯でこの品質はお買い得です。価格は2倍ですが満足度は2倍どころではないでしょう。私ならば2,189円の方を買います。これは私にとっても発見でしたが、サンキで「安い」のひとつ上の商品を選ぶというのも、私たち買う側のテクニックなのかもしれません。

【採点について】

正確な温度を設定できる熱源装置を導入したことで、検査項目、検査方法を見直しております。これに合わせて配点が変更となり、当初の簡易設備での評価点と数字が入れ替わっております。今後も精度向上のために再試験した場合、評価方法や採点結果を予告なく修正する場合があります。ご理解ください。

今週の途中集計ランキング

4月23日段階までに調査した4社(ニトリ、DCM、東京インテリア、イオン)から購入した商品について、NANIKAU基準で試験した途中集計結果をお知らせします。既に10社分以上のひんやり敷パッドを購入済みですので、途中経過ということになります。

【最強商品ランキング】

「最強商品ランキング」はNANIKAUが購入した商品の中から、NANIKAU基準で試験した結果の点数が高い高品質商品をランキングしています。販売価格は得点に関係ありません。

100点満点ですが加点方式での採点のため、70点を超えると事実上のトップクラス商品といえます。現段階の調査商品の平均点は51点ですので60点以上は高品質、65点以上はかなりの高品質といえるでしょう。

上位5商品はどれも60点以上の高品質商品です。NANIKAU基準のひんやり敷パッドの配点は「ひんやり感」と「冷感持続性・回復性」に重点が置かれ、次に「機能性」となっています。「消臭」「制菌」「防ダニ」など機能を多く持たせたニトリの商品が上位にくる傾向があります。一方で「ひんやり感」「冷感持続性・回復性」といった重点ポイントではイオンの商品が上位にくる傾向があります。

【コスパ最高ランキング】

このランキングは、販売価格を配点に30点満点で加えたものです。コストパフォーマンス、いわゆる「コスパ」のランキングということになります。高品質の商品は販売価格が高くなりがちです。購入金額とバランスがとれている商品はどの商品なのかをランキングにしています。

現段階では途中経過ですが、ニトリの商品が上位を独占していますね。流石は「お値段以上」です。機能面の得点が高い商品が多いことで上位に入っています。イオンとDCMの商品もコスパで競り合っています。

【絶対冷感ランキング】

このランキングは、「ひんやり感」「冷感持続性・回復性」だけに絞ってランキングにしたものです。この2項目の配点は50点満点のため、わかりやすく点数を2倍にして100点満点に置き換えて表示します。

これまでのブログで掲載している通り、現段階では簡易設備による検査です。6月に納品予定の器具で再検査した場合に順位に変動がある可能性があることをご理解の上でご確認ください。尚、同点は小数点以下の点数で順位をつけています。

ニトリのNクールWスーパーと、イオンのアイスコールドが競り合っています。どちらも「冷感持続性」がとても優れています。NANIKAUの試験では、敷パッドが体温レベルまで温まらないように10秒以上もちこたえるようです。かなり快適なのではないかと思います。尚、この順位は小数点以下の数字で差がついています。

イオンの商品の多くが点数が高く、同じ「COLD冷」のランクでも冷感持続性の高い商品があります。3位のクール&パイルと、7位のクール&ドライは同じ「COLD冷」になっていましたが、3位のクール&パイルは冷感持続性が優れています。

【来週以降の展望】

本日、ひんやり敷パッドをまだ購入していなかった企業から追加購入してまいりました。本日は、カインズ、しまむら、ドン・キホーテの商品を買い足しています。その中には、西川リビングや昭和西川の商品も含まれています。既に購入していて未発表なのは他にもサンキ、トライアル、ミスターマックスの商品も購入済みです。さて、購入した商品たちはどのようなスペックなのでしょうか。来週も商品の分解をすすめていきます。

【ランキングの根拠となる採点方法】

イオン ひんやり敷パッド

【イオン クール&ドライ敷パッド 1,628円】

この商品の一番の特徴は、この価格帯でもリバーシブルにしているということです。リバーシブル裏面のスペックもまずまずで、どちらも表面といえるレベルでしょう。また、バンドの色など細部にも気が遣われている商品です。

表生地は、目付は120g/㎡と薄いですが、ポリウレタンの入った伸縮生地にしていてひんやり感を感じやすくしています。ただ生地スペックは価格相応ですので触った瞬間の「ひんやり感」は弱く感じます。ストライプ柄がとてもカジュアルな印象です。

中ワタは、100g/㎡と少な目ですが、吸放湿ワタを使って蒸れを低減させる工夫をしています。とはいえ吸放湿ワタの量も30g/㎡と少な目です。

リバーシブルの裏面は、タオル地のシンカーパイルで120g/㎡とまずまずの目付です。そこに「抗菌防臭」「吸汗速乾」の薬剤加工がされています。価格の割には裏面にかなり気を遣った商品といえます。一方、柔らかさや肌触りのポイントとなるパイルの綿比率は20%と価格相応でした。

ヘムは高級感のあるチンチラです。バンドは普通ゴムで、強化ゴムに比べて固定力が弱いですが切れてしまうわけではないので問題はありません。面白いのは、カラーゴムにしているところです。カラーゴムは生産ロットの問題があり安い価格帯の方がやりやすいというのはありますが、この価格帯でのカラーゴムは珍しいですね。デザインは採点に加味していませんが、こういう細かい部分に手が入っているというのは見ていてうれしくなります。

この商品は、表面も裏面もどちらもお使いください、というリバーシブル商品です。実はタオル地のリバーシブルは原価的には安上がりで機能を追加できるところがあるんですが、そういうネガティブな理由じゃない本当のリバーシブルですね。リバーシブル裏面のタオル地は、目付も機能もしっかりしています。

【イオン クール&パイル敷パッド 3,278円】

この商品の一番の特徴は、「ひんやり感の持続」です。生地下の構造によって「ひんやり感」が少しの間持続します。また、商品名の通り、リバーシブル裏面のタオル地もしっかりとしたスペックなのでうれしいですね。

表生地は、ポリエチレンとナイロンの複合繊維を使った冷感の王道生地です。目付は170g/㎡とそれほど高めではありませんが、十分なひんやり感があります。なんといってもこの冷感持続の構造は、私のとある設計商品と同じ発想の構造で、さらにこの上位商品ともスペックですみ分けされているのが驚きです。

中の構造は、細かく分析するのはやめておきましょう。私の技術をさらすのはいいですが、イオンの商品はよく考えられている設計なので、設計者の邪魔をしたくないですよね。このやり方は、PCMシートのように表生地をかたくしないので使用感が損なわれないのが最大の特徴です。設計者に敬意を払いたいと思ってしまいます。しかし、ひとつだけ思うのは、中材の重量は十分ですが、中ワタはもっと増やしてもよかったのではないでしょうか。キルトが細かいのは、中ワタのボリュームを補助する目的と思われます。それにしても、設計者の高い技術を感じます。

リバーシブル裏面は、125g/㎡のタオル地のシンカーパイルです。目付は十分でしっかりとしています。「抗菌防臭」機能もあり、商品名の通りパイル面もぜひ使って欲しい商品です。柔らかさや肌触りにかかわる組成の綿比率は20%と、あまり高めではなく一般的でした。

ヘムは光沢を抑えたチンチラです。バンドは強化ゴムなので固定力もしっかりしています。ゴムバンドは厚みのあるベッドマットレスにも使える固定力の強い強化ゴムです。ブルーのカラーゴムを使っているのがデザイン上のポイントです。

この商品は「ひんやり感の持続」が一番の特徴です。冷たすぎない「ひんやり感」と「快適な持続性」があります。またリバーシブル裏面のタオル地もしっかりとしたスペックなので、どちらの面も使いたい商品です。ひんやり面は若干かための印象があります。

【イオン アイスコールド敷パッド 4,378円】

この商品の大きな特徴は2つあります。1つ目は「冷感持続性」、2つ目は「バンドがない」です。「冷感持続性・回復性」は3,278円と同点になってはいますが、「冷感持続性」はこの商品が最高得点です。ひんやり感も強く持続性もあるのでかなり快適に使用できる商品と言えるでしょう。また「バンドがない」という特徴は今後各社から発売されて増えていく機能を先取りしています。バンドがないということは着脱が速く洗濯前後の作業は削減できるということです。この裏面の滑り止めには一部に特許がある仕様があるため各社苦労して探しているという状況でしょう。

表生地は、ポリエチレンとナイロンの複合繊維100%という王道生地です。冷感のために作られた生地ですから「ひんやり感」「冷感持続性」「冷感回復性」を生地そのものにある程度備わっていると考えられます。目付も200g/㎡と厚めで冷感レベルはかなり高いといえます。数年前まではスペックが上がるとザラザラの見た目の地紋柄が出てしまったのですが、複合繊維の登場で見た目がスマートになりました。

中の構造は、3,278円同様に細かく分析するのはやめておきましょう。この商品も「冷感持続性」を追求しながらも表生地がかたくならない工夫があります。しかも、この商品の冷感持続性は3,278円よりもさらに高いです。「ひんやり重視」の方には、かなりおすすめの商品です。このレベルが今のひんやり敷パッドの「ひんやり感」のトップクラスでしょう。ただ、この商品ももう少し中わたの量を増やしてもよかったのではないかと思います。中わたが少ないことで少しかための印象です。腰部分のキルト間隔を狭めてポコポコ感を出そうとしているのは、この中わた量の少なさをカバーしていると感じます。

裏面は、通気性が高まる「3Dメッシュ生地」です。厚みが約2mm程度ある肉厚な3Dメッシュで、この2mmの空間がベッドとの隙間を作り出して通気性を高めてくれます。さらにこの3Dメッシュには「アクリル樹脂」が塗られており、滑り止め効果があります。カバーシーツなどの平生地の上では十分な固定力を発揮し、バンドをマットレスに引っ掛けなくてよい大きなメリットがあります。大概はベッドの片面は壁際ですから、壁際のゴムバンド引っ掛けは大変で時間が掛かりますよね。しかしゴムバンドはないと壁際の面倒な作業がゼロです。自然と洗濯回数が増えるかもしれませんね。ただ注意点としては、上の写真のよに3Dメッシュの上に敷くと効果が半減することです。上の写真のような凹凸生地のマットレストッパーをお使いの方は注意して購入してください。

ヘムは高級感のあるチンチラです。裏地は白の3Dメッシュ生地で、ゴムバンドはありません。

この商品は、ひんやり感や冷感持続性を追求した片面特化型の商品です。今シーズンの「ひんやり重視」の商品の中ではトップクラスの商品で、さらに、着脱しやすい「ゴムバンドなし」商品なので満足度はかなり高いことでしょう。実際は面倒でリバーシブルを使わないという方には、片面特化型の商品は本当におすすめです。税込みで4,000円を超えてくるので高価格帯の商品といえますが、満足度はかなり高いと思います。

【イオンひんやり敷パッドの総評】

商品を分解すればするほど私の中でのイオン商品の評価が高まっていきます。実はとても良い商品を販売しているのです。ショッピングモールが大きすぎて気が付かないんですよね。ショッピングモールのテナントスペースに軽寝具だけで出店してみたらよいのでは?と勝手に思ってしまいます。また、商品の採点とは関係ありませんが、私はパッケージにも注目していました。ちょっと触れるんですがあまり触らせない、衛生的で生地デザインも見えてちょっと触れる。このパッケージは参考になるなと思っていました。ただ一方でこのパッケージのせいなのか、夏場だからなのか、若干だけ中わた量が少なめに設計されている気がします。それにしてもイオンは新しい技術への取り組みも早く、寝具の買い場としてもっと注目されるべきだと感じます。

【採点について】

正確な温度を設定できる熱源装置を導入したことで、検査項目、検査方法を見直しております。これに合わせて配点が変更となり、当初の簡易設備での評価点と数字が入れ替わっております。今後も精度向上のために再試験した場合、評価方法や採点結果を予告なく修正する場合があります。ご理解ください。

東京インテリア ひんやり敷パッド

【東京インテリア 接触冷感敷きパッド 1,980円】

この商品の一番の特徴は、「パッケージがキレイ」なことです。不織布とポリエチレン透明袋の中に商品を入れてボタン止めしているので、商品がむき出しではない安心感があります。見た目もスマートといえます。一方で商品情報は袋内のタグに記載されているため、見た目とイメージでの買い物になるでしょう。あまり気にしない方が多いと思いますが、組成などは商品の洗濯表示にのみの記載になっています。

表生地は、ナイロン100%生地で接触冷感値(Q-max)が高く出やすい生地です。生地は凹凸も少ない印象で、とにかく接触冷感値を出やすくしている印象です。ただ生地目付は130g/㎡と薄めなので、「ひんやり感」は優しい感じになっています。

中ワタは、110g/㎡と少なめですが、問題のないクッション性です。夏場なのであまりフカフカしない方が良いという方もいらっしゃるでしょう。

裏地は、白の平織で55g/㎡です。この価格帯の商品の裏地としては薄めの生地ですが、洗濯耐性などでも問題はないでしょう。

ゴムバンドは普通ゴムです。強化ゴムに比べて固定力が弱いですが切れてしまうわけではありません。ヘムは高級感のあるチンチラ生地です。タグ2枚がヘムにタッチャーピンで打たれて取り付けてあります。

製品サイズが100x205cmとなっていて、敷布団などで多いシングルロングサイズ(100x210cm)にも対応しています。

この商品は、とにかくパッケージがキレイです。ボタンで閉められている袋入りなので、清潔感を感じることができます。

【東京インテリア 冷感敷きパッド 2,800円】

この商品の一番の特徴は、表生地の「ひんやり感」です。伸縮性のある生地を使っていて、「ひんやりもちもちの生地」です。見た目もキレイで、ポリエチレン透明袋に入っているのでギフト感もある商品といえます。

表生地は、ナイロンとポリウレタンを使ったひんやりもちもち生地で165g/㎡と一般的な厚みです。生地をブライト糸を使って光沢のあるストライプに仕上げており、全体に高級感があります。キルト糸もカラー糸を使ってシャープな印象です。表生地の下に「わた拭き出し防止の不織布」を入れていないのは、この生地目付ならば必要ないという設計者の判断かもしれません。ひんやり感は少し強めです。

中ワタは、少し少なめの130g/㎡でした。このワタ量でも夏場には十分なクッション性といえるでしょう。

ゴムバンドは普通ゴムです。強化ゴムに比べて固定力が弱いですが切れてしまうわけではありません。ヘムは高級感のあるチンチラ生地です。タグ2枚がヘムにタッチャーピンで打たれて取り付けてあります。

この商品は、表生地の「ひんやりもちもち」が一番の特徴です。伸縮生地なので身体への接触面も増え、ひんやり感を感じやすい特徴があります。通常の接触冷感生地とは異なり「Softcool」が使われている生地なので鉱石が繊維に練りこまれている構造です。ひんやりの根拠は「繊維」ではなくて「鉱石」ということです。また、生地のブライト糸が特徴的で、見た目の高級感もあるといえるでしょう。袋入りなのでギフト感のある商品ともいえます。

【東京インテリア 超冷感敷きパッド 3,800円】

この商品の一番の特徴は、表生地の「冷感持続性」にあります。生地の裏側に高分子ウレタン加工がされていることで熱を発散させて冷感持続性を出しているものと考えられます。

表生地は、裏面に施された高分子ウレタン加工分も含めて目付は145g/㎡で少し薄めです。この加工は私も初めて知る加工なのですが、このドットの柄が加工跡の状態なのでしょうか。加工されたドットに合わせて生地に皺がでるくらい若干の硬さを感じます。ドット部分だけ光沢がないので高分子ウレタンが付着しているのでしょうか。また触った瞬間に少し「ひんやり感」があります。生地目付が低いのが少しもったないような気がしますが、生地目付があるともっと生地が硬くなってしまうのでしょうか。おもしろい技術だけに、価格を1,000円上げて突き抜けたスペックにしてもよかったのではないかと勝手に思ってしまいます。今回の評価商品の中にはありませんが、アイリスオーヤマの商品でも同様の技術が使われているようです。

中わたは、150g/㎡です。一般的な量で、夏場のクッション性としては十分でしょう。

裏地は、通気性を高めるための3Dメッシュ生地で140g/㎡です。肉厚で生地厚みが2mmほどになり、ベッドとの間に2mmの空間を作り出して通気性を高めることができます。また製品全体のクッション性を高めてくれます。表面に最大限に特化した仕様といえます。一方で裏地の3Dメッシュ側に「中わたの吹き出し防止不織布」が使われていません。不織布は3年前後でボロボロと破けだすので賛否がありますが、洗濯しながら洗い流されていきます。設計者が不要と判断したのでしょう。

ヘムは、高級感のあるチンチラです。ゴムバンドは厚みのあるベッドマットレスにも使用できる強化ゴムです。

この商品は、リバーシブルという機能を省いて、表面の使用感だけに特化した商品です。好みの問題はありますが、リバーシブルなんて実際は使わないという人には、こうした片面に特化した商品はとてもお勧めです。設計者もどうやったら快適に使えるかを考えています。また、とにかく気になる表生地を使っていて、今回の試験では数値化できないひんやり感があります。普通に考えて145g/㎡の薄めの生地がそんなに冷たいはずはないのですが、それが冷たく感じるところがとにかく気になります。

【東京インテリアひんやり敷パッドの総評】

コロナ感染症によって引き起こされた急激なマスク需要で、不織布価格が一時的に急騰しました。ある程度価格は下がってきたものの、まだ少し高い価格が続いています。そのような中で不織布バッグを使っているわけですから、袋コストが負担になっている可能性があります。それでも袋に入れているところは流石といえると思います。また、製品サイズがシングルロングサイズに対応している点もうれしいところです。2,800円と3,800円は表生地に高級感のあるデザイン性を感じます。今回の採点はデザイン性を加味しない配点にしています。設計者と今回の配点には「考え方の角度の違い」があることを踏まえてこの記事を読んで頂きたいと思います。3,800円などは冷感の特殊技術をそのままデザインに活かすなどの工夫があります。しかしその良さを採点していないということになります。

【採点について】

正確な温度を設定できる熱源装置を導入したことで、検査項目、検査方法を見直しております。これに合わせて配点が変更となり、当初の簡易設備での評価点と数字が入れ替わっております。今後も精度向上のために再試験した場合、評価方法や採点結果を予告なく修正する場合があります。ご理解ください。

ニトリ ひんやり敷パッド

【Nクール敷パッド1,990円】

この商品の特徴は、表生地の「ひんやり感」にあります。ポリウレタンが入った伸縮の冷感生地は肌への設置面が大きくなりやすく、ひんやり感を感じやすいのが特徴です。このポリウレタンの入った生地はもちもちとした触り心地があるので、柔らかい肌触りを求める方にお勧めです。

表生地は、160g/㎡とポリウレタン入りの生地の伸縮性の特徴を活かすのに適した目付です。また抗菌防臭より効果が高い「制菌防臭」加工がされているのがポイントです。ニトリはこうした薬剤を活用するのが上手です。

中ワタは160g/㎡と少し多めのワタ量といえます。夏場ではこのワタ量のクッション性で十分といえるでしょう。

リバーシブル仕様の裏面は、タオル地のシンカーパイルです。目付は130g/㎡としっかりとしたスペックで使用感も良いでしょう。パイルの組成は綿20%でした。早い時期から使い始めたい方にはこのリバーシブルはうれしいところです。

ヘムに平織生地を使っているのが意外なところでした。2,990円と3,990円にチンチラ生地を使って高級感を出しているので、違いを出しているのかもしれません。これは面白いアイデアでもあり、見た目が涼やかです。

この商品は、ニトリの最安値商品ですので、機能がいっぱいあるというよりは、「ひんやり感」を重視した商品といえます。表生地の「ひんやりもちもち感」はお勧めですし、表生地の「制菌防臭機能」は抗菌防臭機能よりも菌に対する効果は上です。さりげなく安心感を与えてくれる商品です。

【Nクールスーパー敷パッド2,990円】

一番の特徴は「3大消臭機能」でしょう。「臭い」にかかわる機能わたは原価も高いのですが、ひんやり敷パッドのシーズンは「汗」と「臭い」の時期ですから、この時期にはうれしい機能といえます。臭いは目に見えないものなので、消臭機能を3大消臭のように数字で表現しているのが効果があるように思えてくるというものです。実際、異臭にはいろいろなガスがあり、その除去率が70%や80%と一定の基準値を超えないと消臭効果があるとは表示できません。その点、3つのガスの除去に成功しているわけですから消臭効果は高いといえるでしょう。

表生地は、210g/㎡と目付が高く、熱の移動が速いポリエチレンとナイロンの複合繊維を使うなどの工夫がされています。Nクール敷パッド1,990円のポリウレタン入りの生地は試験結果が高く出やすい傾向があり、今回の試験ではNクールとNクールスーパーの差が大きく出てこないのが残念なところです。しかし「ひんやり感」は十分にあります。一方で、表生地には「吸水速乾機能」があります。「汗」と「臭い」の時期なので、「吸水速乾」が表生地の使用感を高めてくれるでしょう。

中ワタは機能わたの上層と、普通わたの下層あわせて200g/㎡と多めです。「機能ワタ」は原価が高く、また「コシ」が出にくいので「普通わた」と合わせて使います。測ってみると「機能ワタ」が90g/㎡、「普通わた」が110g/㎡でした。機能重視で「機能ワタ」を十分な量で使っているのがわかります。

裏地は平メッシュ生地です。通気性があるイメージですが、1,990円のタオル地(シンカーパイル)と編み目の大きさに差があるようには見えないので、1,990円のNクール敷パッドと裏地の通気性に差はないのではないかと推測します。当然、よくある白地の平織生地に比べたら通気性に大きな差があり良好です。実際、中わたに「吸放湿わた」が使用されているので、製品全体で蒸れにくい構造になっています。

ヘムは高級感のあるチンチラです。バンドは白の強化ゴムです。普通ゴムに比べて固定力が強く、厚みのあるベッドマットレスにも対応します。

この商品は、ひんやり感の追求というよりは、「ひんやり感以外の追求」を感じる商品です。特に「臭い」「汗」「蒸れ」に気を遣っており、この時期の不満解消を目指しているといえます。「ひんやり感」に目がいきがちですが、あくまで「感」なので、それ以外の機能を充実させようということなのかもしれません。使用者の目線に立った機能商品といえるのではないでしょうか。

【NクールWスーパー敷パッド3,990円】

一番の大きな特徴は、表生地のすぐ下に「PCMマイクロカプセル入りレーヨン不織布シート」が使われていることです。この機能シートを使うことで「ひんやり感の持続性」がかなり高まっており、試験結果もかなりの高得点となっています。実際にこのシートを直接触るとひんやり感があります。一方、このシート自体は紙のような触り心地なので、敷パッドの表面が少し硬めの印象になっています。この硬さを解消するためなのか、表生地は生地をもちもちと伸縮させるポリウレタンが少し多めの10%となっていてバランスをとる工夫があります。

表生地は、ポリエチレンとナイロンの複合繊維を使った王道生地にポリウレタン10%を入れた新しいタイプの生地で230g/㎡とかなり厚めの高スペック生地です。ポリエチレンとポリウレタンの組み合わせの生地は私も探していましたが見つけることができませんでした。後加工で硬くなってしまう問題点があり、もう少しで改善生地が作られるという話までは聞いていましたが、さすがニトリは早いですね。脱帽です。この生地は「ひんやり感」「冷感持続性」「冷感回復性」「やわらかさ」を兼ね備えている生地と考えられます。残念なのは「やわらかさ」がPCMシートで相殺してしまっているところでしょうか。

中わたは、前述のシートが入っていることで、わた量は125g/㎡と少な目です。夏なので沈み込みを感じる深みのある使用感にする必要がない、ということかもしれませんし、中わたを増やすとPCMシートの硬さが強調されると判断したのかもしれません。

裏地はタオル地のシンカーパイルです。目付は一般的ですが通常のタオル地の組成とは異なり、パイルの組成にレーヨンが使われています。このレーヨンによって若干のひんやり感を感じられるのがうれしいところです。細かい部分に違いを作り出しています。

ヘムは光沢を抑えたチンチラです。ゴムバンドは厚みのあるベッドマットレスにも使える固定力の強い強化ゴムです。

この商品は、極端に冷たい商品というよりは、「冷たさが続く」という特徴がります。ひんやり敷パッドが大きく売り出された2013年頃から随分と年月が経ち、「Q-max」という「ひんやり感の数値」を覚えた方もいらっしゃると思います。しかし、この商品は「瞬間的なひんやり感」ではなくて「本質的なひんやり」を作り出そうとしている価値ある商品といえます。早いシーズンから使い始める場合はタオル地側を使えるというリバーシブル構造になっているのも便利といえます。

【ニトリひんやり敷パッドの総評】

Nクール、Nクールスーパー、NクールWスーパーと3段階あってどれを買おうか迷いますよね。私ならNクールWスーパー敷パッド3,990円を選びますが、冷たさよりも「臭い」「速乾」などの機能を優先したい方はNクールスーパー敷パッド2,990円もよいでしょう。ニトリ商品の特徴は、まさに「機能」だと思います。よい機能薬剤を見つけたり、新しい機能素材を見つけたりするのが他社よりも早いですよね。3,990円のNクールWスーパーのスペックは秀逸です。寝具やインテリアに「科学」という言葉を持ち出すくらいですから、「機能商品」を求めるならばニトリの商品はお勧めです。

【採点について】

正確な温度を設定できる熱源装置を導入したことで、検査項目、検査方法を見直しております。これに合わせて配点が変更となり、当初の簡易設備での評価点と数字が入れ替わっております。今後も精度向上のために再試験した場合、評価方法や採点結果を予告なく修正する場合があります。ご理解ください。

DCM ひんやり敷パッド

【DCM クール敷パッド 1,097円】

この商品の一番の特徴は「安い」ことです。1,097円でありながら一定の「中ワタ量」を備えている商品です。ペラペラし過ぎないので、この価格帯にしてはクッション性があり、一定の通気性も確保できると思われます。

表生地は115g/㎡と薄く「ひんやり感」は弱めです。ただ、色を濃い目にしているので見た目の清涼感があり、生地に若干の凹凸を感じることができるのでサラッとした肌触りになっています。

中ワタは、この価格帯にしては十分な量が入っていて90g/㎡となっています。最低限のクッション性と通気性が確保できています。

裏生地は、白の平織生地です。この価格帯では一般的です。生地の目付が75g/㎡とこの価格帯の裏地としては厚めに設定されています。洗濯耐性を考えてのスペックなのでしょう。

ゴムバンドは普通ゴムです。強化ゴムに比べて固定力が弱いですが切れてしまうわけではありません。ヘムは光の少ないチンチラ生地で見た目はシャープな印象です。

この商品はとにかく「安い」のが特徴です。しかし、中わた量やヘムなどに細かいこだわりがあり、この価格帯のスペックとしては十分だと感じられます。

【DCM スーパークール敷きパッド 2,178円】

この商品の一番の特徴は、表生地の「ひんやり感」です。ナイロン100%の生地なので接触冷感値(Q-max)は高く出やすい生地です。伸縮性のないひんやり生地なので、しっかりとした使用感になります。リバーシブル仕様になっていて早い時期から使用することができます。

表生地は、接触冷感値の高いナイロン100%生地です。目付は140g/㎡と薄めの生地です。伸縮性がなくてもゴワツキは感じないでしょう。キルトの形がカジュアルな印象があります。色も少し深い青でデザイン性を意識しているようにも感じます。うっすらと縞模様が入っていて清涼感があります。

中ワタは160g/㎡とこの価格帯では一般的なわた量といえます。夏場ではこのわた量のクッション性で十分といえるでしょう。特に機能わたなどは使われていません。

リバーシブル仕様の裏地は、ニットワッフル生地です。ヘムの色と本体部分の色差があり、カジュアルな印象が強いです。ニットワッフルの特徴は凹凸感による蒸れの軽減ですが、生地目付は100g/㎡なので大きな凹凸感とまではいきません。

ヘムは、高級感のあるチンチラです。深い青色がキレイです。バンドは強化ゴムなので、厚みのあるベッドマットレスにも使用できます。

この商品は、表生地の「ひんやり感」が特徴の商品ですが、デザイン性を意識した商品と感じます。写真ではよく見えない部分もありますが、キルティングの糸は本体部分もヘム部分もカラー糸を使っていて見た目にこだわっていると思います。

【DCM ウルトラクール敷きパッド 3,278円】

この商品の一番の特徴は、表生地の「ひんやり感」です。生地目付は205g/㎡と厚みのある生地です。ポリエチレンとナイロンの複合繊維が65%使われており、数値以上のひんやり感を得られると思います。目付が高くなるとひんやり感は強まりますが、生地が硬くなるという一面もあるのでよいバランスといえるでしょう。キルト形状でウェーブを選択したのは伸縮生地ではないですが柔らかく感じさせる設計者の工夫を感じます。

中ワタは、180g/㎡と2,178円よりも若干多めに設定されています。キルトでウェーブを選択したので、ポコポコ感は弱いですが、若干深みのある使用感になってくるので「ひんやり感」も感じやすいと思います。中ワタには消臭ワタのアクリレートが使われています。

リバーシブル仕様の裏面は、130g/㎡と目付が十分あるタオル地です。この目付であればタオル地の面もかなり気持ちよく使えると思います。パイルの組成は50%が綿糸なので使用感はとても良いです。タオル地の面も使って欲しいですね。ちなみにDCMの商談時期は不明ですが、アフリカでイナゴが大量発生し綿花を食べてしまうという問題が発生していました。かなりの規模での大問題で、インドや中国の一部にも影響が出て綿糸の相場が15%程度上がっていました。

ヘムは、高級感のあるチンチラです。若干本体色より濃いめで締った印象にしています。ゴムバンドは強化ゴムで厚みのあるベッドマットレスにも使用できます。グレーのカラーゴムにしていて高級感を高めています。

この商品は、表生地の「ひんやり感」が特徴の商品です。ポリエチレンとナイロンの複合繊維は「ひんやりのために作られた王道生地」のひとつです。最近はナイロンとポリウレタンの組み合わせも増えていますが、この生地の使用感にはサラッとした良さがあります。また、リバーシブルの裏面のタオル地もスペックがしっかりしていて、どちらの面を使っても使用感が良いのがうれしいところです。

【採点について】

正確な温度を設定できる熱源装置を導入したことで、検査項目、検査方法を見直しております。これに合わせて配点が変更となり、当初の簡易設備での評価点と数字が入れ替わっております。今後も精度向上のために再試験した場合、評価方法や採点結果を予告なく修正する場合があります。ご理解ください。