羽毛布団の選び方5分説明

ポイントを絞って説明します。

◆ダウンパワーを選ぶ

  ①まず、ダウンパワーの記載があることを確認してください。

   表示がなければ購入はやめておきましょう。

   『○○○dp』の記載がダウンパワーです。

  

  ②自分がどのくらいのスペックのものを購入するかを決めてください。

   永く使うなら『300dp』以上のものをお薦めします。

   以下の相場価格内であれば、『抗菌』や『アレル機能』などの機能の付加価値など

   で決めるといいでしょう。

   迷った時は、ダウンパワーのランクごとに設定した計算式で価値を判断してください。

   『ダウンパワー』をそれぞれの設定数値で割り算した計算結果と、税込価格を比較して

   税込価格がその数字を下回っていればお買い得です。

    ・『~250dp』・・・安価版   『5,990~9,990円が相場』

                   ダウンパワー/0.025以下であればお買い得

    ・『~300dp』・・・普通    『9,990~14,900円が相場』

                   ダウンパワー/0.023以下であればお買い得

    ・『~340dp』・・・良     『12,800~19,900円が相場』

                   ダウンパワー/0.020以下であればお買い得

    ・『~380dp』・・・優良    『17,800~29,900円が相場』

                   ダウンパワー/0.017以下であればお買い得

    ・『~420dp』・・・超優良   『29,800~39,800円が相場』

                   ダウンパワー/0.014以下であればお買い得

    ・『420dp~』・・・超高品質  『34,800~59,900円が相場』

                   ダウンパワー/0.011以下であればお買い得

  

  ③『ダック』『グース』の違いはとりあえず無視する。

    ダウンパワーを結論としましょう。実際には『ダック』『グース』の違いで

    同じダウンパワーでも温かさに違いはあります。しかし、要素が増えると

    経験がない人が良い物を選ぶことが難しくなります。店員さんに任せると

    その店舗内だけの序列で考えることになるので、公平なジャッジが難しくなります。

    ここはこの要素は切り捨てましょう。

   『ホワイト』『シルバー』などの『色』は生地から透けて見えるかどうかです。

    カバーをしたり柄ありの羽毛布団の場合は気にする必要はありません。

  

  ④産地がどこかは無視する。

    ダウンパワーが結論です。『フランス』『ハンガリー』などの産地はプロセスです。

    寒い地域ほどダウンパワーは高くなりやすいですが、それはダウンパワーを見れば

    いいだけです。

  

◆ダウン比率を確認する。

  ①ダウンとフェザーの比率です。

   ダウンが50%以上入っていないと羽毛布団とは呼べません。

  

◆ダウン充填量を確認する。

  ①0.9㎏~1.2㎏の間であれば、それほど気にする必要はありません。

   通常は1.0㎏で十分です。1.1㎏で少し多い程度とお考え下さい。

  ②ダウンパワーが高くなると膨らみすぎたり過剰スペックと判断して

   ダウンの充填量を減らすことがあります。そのため上記の範囲で

   あれば、深く考える必要はないでしょう。

  ③0.5㎏などになるとダウンケットまたは肌掛布団とよばれる『夏用』です。

   間違って買わないように注意してください。

  

◆生地を確認する。

  ①生地の組成表示を確認してください。

   綿が10%以上入っていたら合格です。

   ポリエステル100%は避けましょう。

  ②羽毛布団は温かく布団内の温度は上昇します。寝汗をかかない環境には綿が必要です。

   羽毛布団の生地はカレンダー加工といって、中材が飛び出にくいように生地の隙間の

   目潰し加工がされていて、通気性が悪い状態になっています。ポリエステル100%の

   場合、羽毛が持つ吸放湿性などの機能が活かされにくく、寝汗をかいたりして寝苦しく

   なる場合があります。一方、綿が入っていると綿糸に吸放湿性を活かす性質があり

   羽毛布団の本来の力を発揮しやすい環境になります。ただし、綿の比率が増えると

   皺ができやすくなったり、汚れやすくなったり、生地が痩せやすくなったり、また

   生地が重くなることでダウンの膨らみを減少させるというデメリットもあるので

   綿は15%~35%程度でよいのではないかと思います。